転売屋が多数?ダッフィー&フレンズのグッズ発売日

2017年8月1日基礎知識,東京ディズニーシー

「この記事は新発売のグッズの話ではなく、転売についての記事です」

本日2017/08/01はダッフィー&フレンズのグッズが新発売になる日です。

夏休みということもあって、かなりのファンが集まってきているようで、Twitterでも大変な状況というのが散見されます。

こういう時に話がでるのは転売屋の話です。転売屋が買い占めて欲しい人がグッズを買えないというものですね。

これは確かに間違いではありません。ですが、この話自体も思いのほか規模が小さいただの感情論にしか過ぎません。グッズに関しては感情や保有したいという欲求があるのは当たり前の話です。

ですが、感情を抑えて冷静に考えると、よほど数が少ないグッズ以外では転売屋がどうのというのは、ナンセンスとも言えます。

今回、感情論ではない視点で考えてみたいと思います。

転売屋について

ディズニーグッズについての転売屋とは、ディズニーグッズを買い占めてネットや店舗などで販売する人達のことです。

当サイトも代理購入や幾つかのグッズ販売を行っているので、該当することになります。

今回は、ディズニーグッズ転売に絞っています。チケットやホテル予約の転売、プライオリティシーティングの権利転売は考慮していません。

ディズニーグッズの性質

ディズニーグッズは非常にかわいかったり、よくできている物もあったり、ファンができるのもよくわかります。

ダッフィーグッズなど、いくらダッフィーがかわいくてもグッズの出来が悪いものであれば、今のようなグッズ購入の長い行列ができるようなものにはなっていません。だからこそ、転売屋の話がでてくるのですね。

転売が話に出てくるディズニーグッズの性質としては

  • パーク限定で、希少価値がある
  • 期間限定で希少価値がある
  • 販売数が少ないかもしれないので価値がある

などでしょうか。コレクション価値がありますので、ファンが買い求めるのですね。

簡単に言うと、早く買わないと無くなってしまう恐れがあるアイテムとなります。基本的かつ重要なポイントがこれです。

限定グッズを手に入れるには

限定グッズを手に入れるには、大まかには

  1. パーク内ショップで買う
  2. 誰かに頼んで買ってきてもらう
  3. パーク外で売っている物を買う

の3種類です。転売屋や代理購入もこれらの中に入ります。

パーク内ショップで買う

一番普通で正当な買い方です。自分でショップに並んで欲しいグッズを買うので、よほどのことがない限りは問題ありません。

グッズを買い占めると周りからの目がすごいですが、それは感情論の話で、個数制限などがない限りは残念ながら仕方ありません。

誰かに頼んで買ってきてもらう

パークに行けなくて、友達や知り合いの人にグッズを買ってきてもらう場合がここです。パークにいけない理由は様々で、時間がとれない、距離が遠すぎる、パークに入るお金が無いなどでしょうか。

何らかの理由があってパークに行けないから、グッズをパークに行かずに手に入れる手段を使うことになります。ここに該当するのは、

  • 知り合いに買ってきてもらう
  • 代理購入業者に買ってきてもらう
  • BUYMAで買う

というところです。知り合いに頼むのと代理購入業者に頼むのは違うといいたいところですが、本質は全く変わりません。

自分がパークに行けないので知り合い(もしくは代理購入者)に頼んでグッズ買ってきてもらった。その後にパークに来てそのグッズを買おうとした人がいたけれど、売り切れていて買えなかった。

パークに行けなかった人がグッズを手に入れるために人に頼んで手に入れたので、あとで正当にパークのショップで購入できるはずの人が購入できなくなった。このように、全く変わらない話なのですね。

お金を払って代理購入を頼むのは駄目と言う人もいるかもしれませんが、少なからず労力をかけてグッズを買ってきてもらう行為に対して、タダが当たり前というのも人として変な話です。

知り合いに頼んで買ってきてくれたお礼に何かするというのでも、お金で解決するか物や行為で解決するかの報酬の違いだけです。

そして、代理購入を頼んだ人も、知り合いに頼んだ人も結局はグッズが欲しいファンなので、ファンがグッズを手に入れたために、他のファンがその分買えなくなる事があるのは仕方ありません。

誰かに買ってきてもらうのは、代理購入してもらうことも含めて、大騒ぎするものでもないのです。大騒ぎするのは後に買えなかった人ですが、これは仕方ありません。悲しいですが買えなかったのは自分のせいなのです。

ネットなどで売られているグッズを買う

ここが転売屋からの購入です。基本としてはパークで定価で買った物を、ネットショップなどで販売するので、それを購入することになります。

転売屋は新しいグッズが発売されたらパークのショップに並んでその日のうちにネットショップに商品を登録して売り始めます。売っている値段は定価よりそこそこ高い価格なので、嫌悪する方もいらっしゃると思います。

かといって、購入した定価でグッズを売らなければならない理由が無いので、手間賃や利益を乗せるのですね。

そういう値段が高くなったグッズでも、購入できるチャンスができるので、特に東京ディズニーリゾートから遠い場所に住んでいる方にはグッズ購入の一つの手段として利用する方もいらっしゃいます。ニーズは確実にあるのですね。

そういう中での転売屋への嫌悪としては、「ディズニーグッズで商売するな」というのが大きいと思います。ですがこれはただの感情論です。

パークで販売しているグッズをネットなどで上乗せ販売することに関しては、法的な問題はありません。そもそも世の中の物販の基本は転売とさほど変わりありません。貿易も一緒です。

グッズを買えるのが原則としてディズニーパーク内だけなので、ゲストと転売屋が同じ値段で購入する事になるというだけですね。それを利益や経費を乗せて売るかどうか、利益を経費を乗せられた値段でも欲しいかどうか。需要と供給があれば商売はどこでも行われるのです。

グッズを買うために必要なもの

欲しいグッズを手に入れるために必要なのは、結局のところ時間とお金です。

朝早くからパークに入るために並ぶ時間。ショップに並ぶ時間。パークに入るための費用。グッズを買うためのお金。

これらを作れる人がグッズを買いやすくなるのは言うまでもありません。グッズを買い逃すのはどちらかは足りないのですね。

他にあるとすれば、例えばグッズ購入に本気の方は会社も休んで朝早くからパークに並びます。そこまでするかというくらいの情熱があります。自分の意志で会社を休めるというような地位もあります。それによってグッズを買うための時間を作るのですね。

本気の情熱がある人は、転売屋には負けないものなのです。

転売屋についてまとめ

ディズニーグッズを買うのも長く並ばないといけないときが結構増えてきました。特にダッフィー関連の盛り上がりはすごいです。

そういうグッズを自分で手に入れるには、お金と時間を作り、情熱を持って買いに行くことが必要です。

転売屋も大量のグッズを買うとはいえ、長い行列の中のごく一部です。転売屋が買い占めて欲しい人が買えないと言っても転売された物はグッズが欲しい人のもとに行くので、お金や時間が足りていなかった人の言い訳に過ぎません。

資本主義社会ですのでお金があればグッズもなんとかなるというのも、仕方ないのかもしれませんね。

自分が買うときまでにグッズが売切れないことを祈りつつ、ショップへの列に並びましょう。